あいはぐ♡トークルーム【高島市在住・たかしま結びと育ちの応援団・相談員さんとおしゃべり】
「婚活って、知らない人にたくさんあって、一生懸命会話を探して……良い返事がもらえないことが続くと、ダメ出しをくらうみたいな気がして、怖いし、苦しくて……ちょっとお休みします……」
高島市在住・Tさん(仮名)
しばらく経ちましたが、あれからどうしていますか? 近い内にアニメ好きが集まるイベントを開催するつもりです。もしよろしければ気軽にお越しくださいね。
応援団ならではの間接的なアプローチ
婚活ってすごくエネルギーがいるんですよね。
知らない人に会いに行くエネルギー……
合うかどうかお話しないと分からない、そんな会話に挑むエネルギー……。
その点、「たかしま結びと育ちの応援団」では、イベント等の紹介はしても、1対1のお引き合わせは行っていません。出会いの場に行く“前”の段階で、マッチングできるように応援していく、いわば間接的な応援団です。
婚活は勇気のいることだから、誰かが応援してくれる、ということが大切で、そうであって初めて安心して一歩を踏み出すことができると私たちは考えます。
例えば、コロナ禍にピアノを始めた方がいらっしゃいました。ピアノを始めたことで生活が豊かになり、自信が芽生えたそうです。すると話題が豊富になり、積極的に会話できるようになったとか。このように、一直線に成婚を目指すのではなく、ちょっと寄り道するような気軽さで、まずは自分の魅力を探す、見つけるということから始めるのはどうでしょうか?
自分の魅力に気づく幸せとそれを誰かに知ってもらう幸せ
自分のいいところが見つかれば、次はそれをちゃんと表現する&相手に伝える番ですが、いきなり婚活に行ってマッチングに成功するというハードルは高いかもしれません。
それよりも「仲間を増やす」だったり「趣味を豊かにする」という目標設定だとエネルギーが沸いてきたり、自信をもって婚活にのぞめたりすると思うんです。
あなたが、
「ピアノを始めました」
「資格を取ってみようかな、と思いました」
「ファッションだけでも自分が変わったような気がする」
と口に出してみる。すると、
隣にいた誰かが、
「良かったね」
「素敵になった」
「仲間が増えた」
って言ってくれたりしたら、素直にうれしいじゃありませんか。
そんな風に自分の幅が広がってイキイキしてこそ『婚活をきっかけに幸せになった』と言えるんです。
婚活について考える時、もちろん目指すべきは成婚なのでしょうが、マッチングを急がないというのも婚活疲れに陥らない一つの考え方じゃないかと思います。「自分の幅が広がって、今までより生活がちょっと豊かになった」というラインを、まずは目指してみませんか。
■滋賀県が開設している縁結びの相談窓口の相談員さんのPROFILE
「たかしま結びと育ちの応援団」が立ち上がって1年経った頃からの初期メンバー。「結婚支援や縁結び支援という活動があり、それを求めている人がいることを初めて知って、力になれたらいいなと思いました」。