あいはぐ♡お悩み相談室【たかしま結びと育ちの応援団】
あいはぐ♡お悩み相談室
「以前、交際していた女性がいたのですが、
自然消滅して以来、出会いがありません。
すでに私も40歳代後半に突入しているので、
なんとかもう一度、出会いが欲しくて参りました」
<滋賀県高島市在住 40代男性 Tさん(仮名)>
【回答者:前田晃男さん(たかしま結びと育ちの応援団所属)】
PROFILE
金融機関を務めあげ、地元企業の総務も担当。一貫して人と関わる仕事に携わってきたことから、この道へ。結婚の話に留まらず、仕事の話も聞いてくれる66歳。プライベートでは二児の父でもある。「つい親目線で話してしまう」と自己分析しつつ、「ナイーブな相談事の多い活動ですので、今も“日々、勉強中”です」と謙虚さを忘れない。
「自然消滅」はいけません。もう一度、お相手の女性と話し合ってみてください。
自分に何が足りなかったか、を理解することから次の出会いは始まります。
◆「自然消滅」の何が問題なのか?◆
すっかりあきらめ顔で「次の出会いを」とのことでしたが、このままでは同じことの繰り返しになりはしないか……相談者には「次の出会い」の前にやるべきことがあると思いました。
それは自然消滅してしまったお相手と向き合って、自身に何が足りなかったのかをしっかりとその目で見極めること。
どうして自然消滅してしまったのか、面と向かって話し合うことでけじめがつくし、本人にとっても相手にとっても、後悔しない結果につながるはずだという判断でした。
◆自分の気持ちばかりを押し付けず、相手の声に耳を傾ける◆
この話し合いで相談者は「足りなかったことがある」という気づきが得られたようでした。
詳細はふたりだけの話ですが、おそらく、お相手の気持ちや立場を考えていなかった、というような点が問題だったのではないかと察せられます。
実らなかったことに変わりはなく、本人にとっては収穫がない、と思われた体験だったかもしれません。でもけっして失うばかりではなかったのです。モヤモヤを残さず再スタートを切ることができた様子でした。
「自分がこんなことを言ったら、行動したら、相手はどう思うだろう?」という視点から自身を振り返り、美容院で髪型をがらりと変えて、爽やかなイメージにチェンジ。服装も、さっぱりしたカジュアルスタイルへ変えました。以前の服装は、プライベートと仕事を分けられていなかったので、大きく成長したと感じました。
こうして10歳年下の女性と出会った頃には、その女性を気遣う行動が「包容力」として相手に映り、成婚へと結びつけることができたのです。
◆自分から前向きに棚の上のぼたもちを取りに行く◆
やはり「前向き」であるこということは非常に大切です。私はいつも「棚からぼたもちはないで」とお話しています。昔のように親が結婚相手を連れてくる、なんてことは今、ありませんから。前のめりすぎるのも考えものですが、何でもチャレンジして前へ進まないと。
まず一歩を踏み出さないことには出会いはない。
その一歩を踏み出すお手伝いをするのが私たち「たかしま結びと育ちの応援団」です。
市の施設「ほおじろ荘」の一室にあり、私の他に女性の相談員も常駐しているので、気軽にお越しくださいね。人目を気にせず、落ち着いてゆっくり話せるスペースで、お待ちしています。