あいはぐ♡お悩み相談室【甲賀市 結婚支援員】
あいはぐ♡お悩み相談室2023
「親から諭されて伺いました。
僕も30歳を過ぎていることだし、
そろそろ身を固めて子どもも欲しいし。
どうすれば結婚にたどり着けるんでしょうか?」
<滋賀県甲賀市在住 30代男性 Kさん>
【回答者: T.Kさん(甲賀市結婚支援員)】
PROFILE
自身の仲人から推薦されて、令和3年~現職。定年を迎えて尚、「地域の役に立てたら」という思いを宿す64歳。家族は妻、すでに独立している娘が2人。旅行や車、鉄道など多趣味な点もこの活動向き。「僕がもっと若くて、独身だったら、どんな気持ちだろう?」という視点から、当事者意識を持ち、日々の活動に生かしている。
①「優しさ」(相手を思いやる気持ち)
②「コミュニケーション能力」(笑顔で元気に会話を)
③マナー(たしなみやTPOなど)
結婚しようとするなら、男性・女性を問わず、この3つが必要十分条件。
プロフィールカードの中から結婚観が似ているお相手を探してみてください。
◆順調だった出会い~婚約◆
実は事前に彼のお父さんから「今度、うちの息子が行くからよろしく」と頼まれていました。
2021年秋、登録時から真っすぐに僕のところに来てくれて、「素直な人」という印象。
気に留めていたところ、後日チャンスが到来。プロフィールカードをめくる女性利用者の手が彼のところで一瞬、止まったのを見逃す僕ではありません。
2022年春にお見合い。ふたりの場合はほぼ同い年で、どちらも親から結婚を期待されており、本人同士の結婚への切迫感も同じくらい。お見合いから交際はとてもスムーズでした。
◆婚約後の意外なつまづき◆
ところが、結婚のイベントが具体化すると、雲行きが怪しくなってきたのです。
例えば、「婚約指輪はどれくらいのものを贈ればいいのか?」あるいは「コロナ禍で結婚式を盛大に挙げても良いのか?」高額な出費を強いられるイベントごとにすっかり腰が引けてしまった様子。
進展がある度にLINEや電話で相談してくれたのですが、僕にも相場観がなく、困りはてて妻に相談したくらい。もちろん、個人情報はしっかり守った上でのことですが、妻が結婚支援の活動に非常に協力的で、女性目線でアドバイスをくれたのはありがたかったですね。
そんなアドバイスがどれくらい効いたのか、定かではありませんが、登録からちょうど1年後の2022年秋に入籍に至りました。婚姻届の写真をLINEで送ってくれたり、年明けには結婚相談会が開かれている「甲賀市まちづくり活動センター まるーむ」まで足を運んでくれたり。他の支援員さんたちからも「良かったね~」と祝福されるふたりの姿を見て、僕も感無量でした。
思い返せば、彼は
①とても優しく
②小まめにLINEや電話で相談してくれて、
③礼儀をわきまえている上に、相手の女性を待たせなかった。
スムーズに婚活が進む条件が三拍子そろった、素敵な方だったと思います。