縁結びってどんなことをしてくれる?【しが縁結びプロジェクト】
●しが縁結びプロジェクトのコンセプトを教えてください。
コンセプトは~人と出会う 街とつながる~。単に「人と出会う」だけでなく、「開催される街を知ってもらう」ことも大切なミッションと捉えています。縁結びの会をきっかけに、その土地を好きになってもらって、ゆくゆくは住んでもらえたら……という広がりを持たせました。
●しが縁結びプロジェクトのメンバー(代表、団体会員5名の方)はどのような方たちですか?
代表の私を含め、30~40歳代で子育て中の女性ばかりです。そのため、「同世代の方に自信を持って婚活を楽しんでいただきたい」という思いが人一倍強いんです。
●会員登録はLINE登録でとなっているのですが、LINE登録をするにあたっての条件はありますか?また登録をするとどのような情報が受けられますか?
登録は通常の「友だち登録」と同様で条件などはありません。どなたでも登録可能です。またLINE登録なさった皆さんはいち早くイベントの情報がキャッチできるだけでなく、先行予約も可能になります。
●活動拠点が守山のようなのですが、守山市在住でなくても、参加できるイベントの開催や情報は受けられますか?
受けられます。実際、県外メンバーも多いんですよ。滋賀県の「あいはぐプロジェクト応援団」や高島市の「たかしま結びと育ちの応援団」とも連携しています。
●『縁結びの会 in もりやま』のイベント概要を教えてください。
2021年11月28日に行われた「縁結びの会」では男性8名、女性8名が参加し、3組のカップルが誕生しました。
イベントの概要は受付→「自己紹介タイム」→「交流タイム」→「指名タイム」→「カップリングタイム」という順番です。
市の結婚支援員とは違い、私たちのお役目は出会いまで。カップルとなられた記念に琵琶湖パールのアクサセリーやキーホルダーなどの地元の特産品などをお渡ししてお見送りしました。
カップルにならずとも、「街とつながる」という意味で、女性参加者同士が「反省会」と称してお茶をするほほ笑ましい姿も私たちのイベントならでは、かもしれません。参加者全員に配られる「米安珈琲焙煎所」のコーヒー&スイーツチケットを活用していただきました。 (注:次回以降の概要や内容は変更する可能性があります)
●『縁結びの会 in もりやま』のようなイベントの今後の開催予定はありますか?
はい、縁結びの会はこれからも定期的に開催していく予定です。守山市はもちろん、他の市町でも開催したいですね。いろんな市町の良いところを紹介していきたいと考えています。
●上記以外で、活動されている内容があれば教えてください。
縁結びの会がメインの活動ではありますが、その活動を通して「イベント参加前の段階」に可能性を感じるようになりました。私たちの場合、「出会った後」のデートの付き添いやデート後のフォローよりも、むしろ「出会いの前」に注目しています。イベントの前に「講習会」などを行い、せっかくのチャンスを逃さないようにアドバイスできれば……。
●守山市内のオススメしたいデートスポットはありますか?
中山道付近、駅前の商店街は米安珈琲焙煎所やアズールブルー(ワインショップ)、琵琶湖パールのアンテナショップなどが並ぶ楽しいエリアです。インドア派なら佐川美術館や図書館内のカフェ、アウドドア派にはみさき自然公園でのバーベキューだったり、レンタサイクリングであちこちを回るのもオススメです。
●イベントでのマッチングの極意、大事な心がけのようなものはありますか?「こういうことをしてうまくいったカップルがいる」というような実例のお話でも大歓迎です。
実は、しが縁結びプロジェクトの団体会員の中に「視点を変える」ことで幸せをつかんだ女性がいます。最初は「タイプではない」と思っていた相手なのに、「すっごい優しい」「絶対幸せになれる」と感じて、結婚へ。彼女を見ていてつくづく「視点を変える」ことの大切さを感じました。視点を変えれば会話が弾むのに、また会いたいと思えるのに、自分の思い込みで相手との接点を減らしてしまうのはとてももったいないと思います。
●コロナ禍で全国的に結婚支援にも支障が出ていると聞いていますが、今年の活動についてはいかがでしたか?
コロナ禍では「たまたま出会う」という機会が少なくなりました。合コンとかも開かれなくなっていますよね。そのような状況でかえって「リアルなイベントで出会いの場を提供できれば……」と感じました。「条件」でお相手を絞っていくのではなく、「たまたまの出会い」を楽しんでほしいです。
●コロナが終息したら、やってみたいと考えておられる活動などはありますか?
私たちが提供したいのは条件で絞らない「偶然の出会い」です。特に、堅苦しいものではなく、「バーベキューをしながら」だったり「ケーキを食べながら」だったり、食べることを共にするイベントに可能性を感じています。コロナ禍では厳しく制限されてしまいましたが、やはり「飲食を共にする」ということは「共に生活する」ということ。そこから始めて、「一緒に生きていくこと」につながれば……特に30代40代の方に、自信を持って婚活できる場を作っていきたいと思っています。
●これから婚活を始めようとされている方、相談登録をしようと考えておられる方への応援メッセージやPRをお願いします。
「婚活」というと、「閉ざされた空間での出会い」というイメージがあるかもしれませんが、けっしてそうではなく、気軽でオープンな雰囲気での出会いを心掛けています。「しが縁結びプロジェクト」の活動内容はLINEの他、facebookやInstagramでも展開していますので気軽に登録してみてください。「付き合う!」とか「婚活!」とか肩に力を入れすぎるのではなく、気分を変えに来て欲しいし、そこでたまたま「もう一度しゃべりたい」「連絡先を教えてもいい」と思える人との出会いがあればいいですよね。「条件」で探すのではなく、「偶然の出会い」って良いものですよ!
しが縁結びプロジェクト
代表
中井智美さん(41)
滋賀県高島市出身。県外で結婚し、その後Uターン。子育て支援&街づくり事業に関わるうちに、「その前の段階が必要なのでは?」と感じるように。コロナ禍でその思いは日増しに高まり、2021年4月~しが縁結びプロジェクトを発足するに至る。
もっと前へ!
大人世代だからこその出会いがあります。