【コラム第1回 】 結婚の本気度をどう示す?公的機関にバックアップを受けて結婚する近道とは……
第一回のテーマは「公的機関主催の結婚支援イベントに参加するメリット・安心感」。公的機関が主催する結婚支援の特徴について考えます。
■登録を強いられないパーティで様子を見る
今の時代は“自由恋愛至上主義”。自分が選んだ好きな相手と自由に結婚できるのは素晴らしいことです。しかし、「そもそも自分の好きな相手って?」「どうやって見つけてくるの?」と、恋愛が始まる前の段階で戸惑っている人も多いのではないでしょうか。
そんな人にオススメしたいのが、公的機関が主催するお見合いパーティです。参加資格はパーティの種類によってさまざまですが、基本的にお住まいやお勤め先が県内、市内、町内であればOKのイベントが多くあります。県のあいはぐプロジェクト応援団HP、市・町発行の広報誌面を主として告知され、登録会員以外にも広く開かれています。
■第一回目はこの人にお話を聞きました
宮路茂徳さん
82歳の甲賀市ベテラン結婚支援員。議員として地域振興に尽力した後、結婚支援の会長職に就き、20年を超えた今も精力的に活動されています。
※以下は、甲賀市における場合の記事です。お住まいの地域によっては結婚支援の相談窓口がない場合、結婚相談員がおられない場合もあります。
■登録すれば結婚支援員がマッチングをフルサポート!
おためしで参加するだけなら登録の必要はありませんが、真剣に「今が結婚のタイミング」と思うのなら、話は別です。
市による結婚支援は月に2回程度、相談窓口が開かれています。予約なども必要ないので、窓口に本人が出向くか、あるいは結婚支援員に直接、連絡を取って、公的機関による結婚支援サービスを受けられるように登録しましょう。
登録すると、開示許可された範囲ではありますが、異性のおおまかな登録情報を閲覧できます。その上、地域に顔の利く担当支援員が付き、気の合いそうなお相手がいないか、常に心掛けてもらえるのが最大のメリット。月に一度開かれる定例支援員会議では支援員同士が熱心に情報交換する姿が見られます。
本人同士にその気があれば、具体的な出会いの場も支援員がセッティングします。準備中は「何を着ていけばいい?」「デートの費用を負担するのはどっち?」といった、今更聞きづらい基本的な内容に対してマンツーマンのフォローも。
お見合い当日もいきなりふたりきりになることはなく、必ず支援員が同席して、ふたりの緊張がほぐれるまで見守ってくれるのですから、心強い限り。当人同士が気に入れば、結婚に向けてまっしぐら!一番の近道と言えるでしょう。
■まとめ
意外と知られていないことですが、実は行政サービスの一環として「結婚相談」「結婚支援」があります。オープンな場所で定期的に会員を受け付けていますので、気軽に訪れてはいかがでしょうか?こうした行政の取組は民間企業と違って、登録費が無料または安価であるのも嬉しいポイントです。